次回演奏会の企画と意図

第190回定期演奏会の演奏内容とその意図

 

第190回定期演奏会

 10月5日(土)午後2時 いずみホール

〈フランス音楽特集〉

 フォーレ      組曲《マスクとベルガマスク》より序曲

 サン=サーンス ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22

 イベール フルート協奏曲 

 ビゼー 交響曲 ハ長調 

ピアノ:山田富士子

フルート:山本ありさ

指揮:門  良一

 

 モーツアルト室内管弦楽団は〈フランス音楽特集〉というシリーズの演奏会を時々やっています。その理由はフランスの作曲家がモーツァルトの精神をかなり忠実に受け継いでいるという考えによっています。サン=サーンスのピアノ協奏曲はモーツァルトのピアノ協奏曲のスタイルに基づいているといえますし、フォーレはそのようなサン=サーンスとの深い交友関係が知られています。イベールのフルート協奏曲はモーツァルトの2曲のフルート協奏曲に匹敵する名曲ですし、ビゼーの交響曲は若い時の作品でハイドン、モーツァルトのスタイルに忠実な古典的な形式を持っています。このような観点に基づいたユニークなフランス音楽のプログラムをお楽しみいただくために、モーツァルト室内管弦楽団は看板であるモーツァルトに向かう時と同じ熱意をもって演奏に向かいます。独奏者のピアニスト山田富士子さんは過去何度かモーツァルト室内管弦楽団と協演されているベテラン・ピアニストですが、サン=サーンスがお得意で今後サン=サーンスのピアノ協奏曲のシリーズが続くことが期待されます。またもう一人のソリスト、フルートの山本ありささんは持田 洋先生門下の優秀なフルート奏者で、イベールの協奏曲という難曲に対する意欲が大いに期待されます。