次回演奏会の企画と意図

第187回定期演奏会

 

 

 いずみホールが昨年4~9月の間休館していたので、昨年12月、今年1月、3月といずみホールでの演奏会が続く。交響曲 第38番 《プラハ》は3楽章構成で交響曲としては異端とみなされるが、モーツァルト研究家アインシュタインは第39,40,41番のいわゆる「3大交響曲」にならぶ傑作としてそれらを一緒にして「4大交響曲」と呼んでいる。《プラハ》と第41番《ジュピター》とは第1楽章の出だしが似ているのがおもしろい。ピアノ協奏曲 第21番は第20番、第23番に次いでよく演奏される曲であり、ピアノ協奏曲においてモーツァルト独特の様式が極められた名曲である。第2楽章が特によく知られており、映画にも使われた。交響曲 第41番 《ジュピター》はモーツァルト最後の交響曲としてその風格、様式ともに申し分のない名曲であろう。

これら3曲によるプログラムはモーツアルト室内管弦楽団の演奏会以外ではまず聴けないものであり、現代において非常に貴重なものであろう。非常に期待が持てる演奏会である。

 

 3月23日(土))午後2時 いずみホール

〈モーツァルト名曲集〉

 モーツァルト 交響曲 第38番 ニ長調 K.504 《プラハ》

 モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調  K.467

 モーツァルト 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 《ジュピター》