次回演奏会の企画と意図

第185回定期演奏会

 

 改装中で休業していたいずみホールでの久しぶりのコンサートです。オール・モーツァルト・プロでお贈りします。まずはおなじみの《フィガロの結婚》序曲です。聴きなれたこの曲が新しいいずみホールでどのように響くのか楽しみですね。

 次にピアニストの中村勝樹さん(モーツァルト室内管弦楽団ホームページ(http://moz-kam.org)にご本人のメッセージが載っています)の独奏で、モーツァルトのピアノ協奏曲第19番です。中村さんはモーツァルト室内管弦楽団には2回目の登場で、前は2012年の第148回定期、これは〈フランス音楽特集〉でベルリオーズの《幻想交響曲》がメインだったコンサートですが、プーランクの2台のピアノのための協奏曲の第1ピアノで出演されました。モーツァルトの19番の協奏曲はあまり演奏されない曲ですが、それだけに独奏者の意気込みが感じられるというものです。大いに期待しましょう。

 年末恒例となった感のあるモーツァルト記念合唱団との協演ですが、今回はそもそもこの合唱団が誕生するきっかけとなったモーツァルトの遺作であるレクイエムを演奏します。1991年のモーツァルト没後200年の年にレクイエムを演奏すべく結成されたのがモーツァルト記念合唱団なのです。この曲での共演は6度目となり、ソリストの田中希美、高原いつか、松原 友、松下雅人の各氏は今までモーツァルト室内管弦楽団と共演された人ばかりですし、完全に手の内に入った演奏を展開できるでしょう。どうかお楽しみになさってください。

 

12月9日(日)午後2時 いずみホール

 

 モーツァルト 歌劇《フィガロの結婚》K.492 序曲

 モーツァルト ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459*

 モーツァルト レクイエム ニ短調 K.626

 

ピアノ:中村 勝樹*

ソプラノ:田中 希美

アルト:高原いつか

テノール:松原  友

バス:松下 雅人

合唱:モーツァルト記念合唱団(合唱指揮:益子  務)

指揮:門  良一