木島美紗子●オルガン

 

 モーツアルト室内管弦楽団のファンのみなさま、はじめまして。9月30日に協演をさせていただくことになりました木島美紗子です。

 ヘンデルのオルガン協奏曲を弾くのは初めてなのですが、門先生にご紹介いただいた2曲は大変に魅力的な作品です。同時代のバッハの作品とはまったく違った世界に目から鱗の思いで、その開放的な音楽の虜になっております。第2番の変ロ長調は華やかで、作曲者自身のオルガンの演奏技巧を示す目的で演奏されたようで、なかなか手ごわい作品だと感じながら弾いています。いっぽう第3番のト短調は1楽章はヴァイオリンとチェロの対話から始まりますが、ドラマティックでどのような展開になるのか今から楽しみでなりません。

 モーツァルト室内管弦楽団のみなさまと教会という特別な空間で、より身近に息遣いを感じつつ演奏させていただけるのはなによりの喜びです。また、偶然にもコンサートミストレスの林泉さまとは大学以来!という夢のような時間を頂戴致しました。

 まだまだ残暑の時期とは思いますが、祈りの思いに満ちた場所での安らぎのひとときをお過ごしいただきたいと存じます。

 天満教会でお目にかかります日を心待ちに致しております。

 

<略歴>

 

大阪音楽大学ピアノ科卒業。学生時代より関西二期会のピアニストを10年間務める。朝比奈隆氏指揮の大フィルと共演。

作曲家・高田三郎氏の典礼聖歌の伴奏者として大阪、東京、名古屋などで演奏の他イスラエルへ2度、そしてヴァチカン・ローマでの演奏旅行に同行。

1996年から6回、ウイーンのコンツェルト・ハウス、ムジーク・フェラインで演奏。2004年パレストリーナ・ローマ・ヴァチカンで演奏。2010年・2013年にはヴァチカンでの荘厳ミサのオルガンを担当。合唱団との共演が多く多数の演奏会に出演。

カトリック教会オルガニスト。